遺言はいつから準備するべきですか?
還暦や定年をきっかけに考えられる方が多いように感じます。
少なくとも、お元気なうちに専門家に相談する必要があります。
還暦や定年を迎えても、少し前まで現役で働いていらっしゃったことを考えれば、まだまだお元気だと思います。
しかし、男女とも平均寿命が80歳を超えている一方で、「健康寿命」は男性が約72歳、女性が約74歳(厚生労働省資料より)となっており、統計上は70歳を超えると、何かしら体に良くない変化が起こることが多いと言えると思います。
実は相続対策をする上で、ご本人の健康というものはとても大切な要素です。
というのも、ご本人が認知症を発症したり、ご病気で法律的な判断をすることが出来なくなると、もはや遺言を作成したり、生前に財産を贈与するということが出来なくなってしまうからです。
お元気なうちに相談に来て頂いていれば・・・と思うことが本当に多いのです。
もちろん、お元気なご両親にたとえば遺言の作成等をお願いすることが、言いにくいこともわかります。
しかし、遺言を作成したからといって、寿命が短くなったりするものではありません。むしろ、お元気なうちにしかできないことなのです。
生命保険に入ることは死ぬ準備をするわけではないですよね?生命保険はあくまでも万が一のために加入するものです。
遺言も同じで、万が一の時に備えて家族のために残すお守りだと私は考えています。
還暦や定年をきっかけに、一度専門家にご自身の状況を相談されてはいかがでしょう。
当事務所でもご相談をお伺いし、相談者に関する問題点を発見し、どのようにすれば解決するかをご提案させて頂きます。
(初回相談は実費を覗いて相談料無料で承っています。)
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